今年の目標は既に立てていますか?
そしてそれを誰かに話したり手帳やノートに書き込んだり、
部屋の壁に貼紙して他の人または自分に「宣言」していますか?
先日日本政府は、国内の温室効果ガス排出量を25%削減する
という数値目標を正式に国連に提出したようです。
国際社会に対して、目標を公言したということです。
このかなり野心的な取り組みについては、昨年初めて首相が
表明したときにも「本当にできるのかな?」「無理じゃないのかな?」
という意見が支配的でしたし、専門的にみても達成可能性については
賛否両論があるようです。
それでも目標を立て宣言する行為自体が非常に重要なものだったと思います。
「やるんだ!」という思いを公言し「皆に言った以上、後にはひけないな・・・」
と取り組みへの自分の"本気度"を上げる「有言実行の心意気」が大切であると
同時に、目標を宣言するまでに行なっている思考こそが目標に向かって活動を
スタートした第一歩になるからです。
宣言するためには、考えうる施策をブレインストーミングしたり、
ざっとスケジュールを組み立てて達成への距離感をはかり、工夫の余地を
探しはじめ、他人のアドバイスを求めることが必要であり、それらの「動き」を
宣言するまでの思考によって始めていることになります。
当たり前のことですが「目標」を立てなければ、「目標」達成はできません。
もっと当たり前なことは、目標を「考え」なければ目標を「立てる」ことはできない
ということです。到着点を決めないのですから、彷徨うだけのドライブに終わりが
来るはずがありません。ある意味「出発」してもいないのですから・・・。
ある程度の確信を持って宣言する場合、頂上は遥か遠いがまず宣言をする場合
様々ありますが、いずれにせよ考えを練り初めていることで、その人は「出発」
していることになるのです。
一年の目標を決めていない方は「目標を宣言する」ために思考を練ることで
今年を「出発」してみてはいかがでしょうか。
また既に目標を決めている方は動きをさらに加速させるためにその目標を
「宣言」してみてはいかがでしょうか。
今日、京都議定書を拒否していた米国が排出量を17%削減する中期目標を発表する
動きがあるとのニュースがありました。
日本政府が「目標を宣言」したことが他者を動かし、国内の温室効果ガス削減という
自身の目標達成どころか、世界全体の地球温暖化防止という、より大きな目標達成に
大きく貢献し始めているのかもしれませんね。


